大晦日からの大雪は山陰に甚大な被害をもたらしました。

一昨年から私はメインの活動の場をTwitterに移していますが、山陰ではツイターでのオフ会が盛んに開かれます。なので私も米子や松江に多くの知り合いができました。

知り合いのひとりは大山で9号線の渋滞にはまり24時間以上車の中で過ごすことに…。Twitterのおかげでその状況が伝わってきました。

1月1日に米子の知り合いである、はらっちさんが、今回の大雪の情報をTwitterを使って集約されていました。Twitterの機能の一つハッシュタグを使ってです。その当時は #tottori_snow というハッシュタグを使って情報集約されていました。それを見た私や知り合いが協力して情報を集約させていきました。

そこに、私の松江の知り合いから「島根のハッシュタグを見ませんでしたか?」という問い合わせがあったので、「山陰共通のタグを作りましょうか?(http://bit.ly/i19zil)と発言したのがきっかけで、今後は #sanin_snow というハッシュタグに情報を集約させることになりました。

その後は米子・松江・鳥取の皆さんで連携をとりながらハッシュタグを拡散、周知することに全力をあげていきました。ラジオやテレビからほとんんどなんの情報も得られない状態だったので、Twitterが情報収集の切り札的存在になっていました。

しかし、民間収集の情報ですから、玉石混淆です。自分で情報を取捨選択していく必要はありました。このハッシュタグは災害情報の集約が目的でしたが、政府・自治体・マスコミ批判のご意見も多く見られました。その意味でもTwitterの使い方が問われたと思います。

本当はこの経緯を書き残すべきか迷いましたが、少数の民間人が始めたことである今回の一件を忘れずに次回に活かして欲しいと思いましたので、今回のハッシュタグが生まれた経緯を書き残します。少しの思いと行動で出来ることも本当にあるんです。

最後になりましたが、今回被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げますと共に、Twitterで情報を寄せてくださった皆様に心より御礼申し上げます。